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  • Parabola i

    ※この記事はシーズン6第5話までの内容を踏まえて執筆しています※

    『ゲーム・オブ・スローンズ』の魅力は、その壮大なスケールの映像、激動の物語、容赦のない描写など、さまざまなものがあげられるが、そのひとつに、個性豊かなキャラクター達もあるだろう。
    老獪な軍師や、正義に燃える若者、さまざまな年齢・立場の人物が、複雑に交差する人間関係の中でもがき、己の道を突き進む様は見ていて心揺さぶられる。

    そんな数ある登場人物の中でも、私がひときわ興味を持つのがシオン・グレイジョイ だ。
    好きなキャラクターを聞かれて、シオン・グレイジョイの名前を挙げると、多くの人には「なぜ?」と驚かれる。無理もない。第5章の終盤からは活躍しはじめたものの、それまではこれといった見せ場もなく、どちらかと言えば愚行ばかりが目立つ「クズ」キャラクターだ。

    だがそんな彼の存在こそ、ゲームオブスローンズの奥深い魅力を表すひとつの良い例となっているのではないかと、私は思っている。
    何を言っているんだこいつは、と思われるかもしれないが、今回は、この数奇な運命を辿るキャラクターについて、少しばかり考えてみたい。


    私自身、第1章を視聴していたころには、正直シオンの記憶はあまりなかった。実際、第1章のシオンは、ロブ やジョン 、デナーリス といった同世代の若者たちが早くから存在感を発揮しているのに対して、イマイチ影の薄いキャラだ。
     


    しかしよく考えてみると、シオンの生い立ちはなかなかに複雑なのである。
    彼はベイロン・グレイジョイ の息子として生まれながら、捕虜としてスターク家に引き渡され、北部で育った。これは幼いシオンにとっては、ひとつの試練であっただろう。
    こういった場合、預けられた先で酷い仕打ちを受けそうなものだが、スターク家は、シオンを手 ……







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